歯医者に行かないと歯は失われる?
投稿日:2025年6月29日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
「行かない」「削って詰めるだけ」その先にあるものは?
「痛くないから行かない」
「悪くなったら保険で治す」
──そんなスタンスのままで、本当に一生自分の歯で過ごせるのでしょうか?
実は、歯医者に行かない人、そして“保険の範囲だけで治療を重ねる人”こそ、歯を失いやすいというデータがあります。
今回はその理由と、将来の後悔を防ぐためのヒントをお届けします。
【1】虫歯は“痛くなる前”に進行している
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虫歯は進行性の病気。
C1(表面)→ C2(象牙質)→ C3(神経)→ C4(根)へと進行。 -
初期は痛みが出にくく、自覚症状が出たときにはかなり進行していることが多い。
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神経まで到達すれば根管治療や抜歯が必要になるケースも。
【2】実は、保険治療を繰り返すほど歯は失われやすい
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保険診療では、削って詰める・被せるという“対症療法”が中心。
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その結果、1本の歯が
「削る→詰める→やり直す→神経を取る→根が割れる→抜歯」
というサイクルをたどってしまうことが少なくありません。
➡ これが“修復治療の連鎖”=ドミノ崩壊の始まり。
🧠加えて、歯を抜いた後も「ブリッジ」「部分入れ歯」などの選択肢はありますが、周囲の歯を犠牲にするケースも多く、結果的にさらなる歯の喪失へつながります。
【3】数字が証明する「通う人」と「通わない人」の未来の差
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80歳時点の平均残存歯数:
定期検診を受けている人:約15.7本/未受診者:約7.5本
➡ その差、なんと8本(厚労省調査) -
医療費にも違いが
➡ 歯科に通っている人の方が年19万円以上も総医療費が少ないという研究報告あり(メタボリックドミノより)
【4】“保険でできること”と“本当に歯を守る治療”は違う
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保険治療は最低限の機能回復。
審美性・長期安定・咬合バランスなど、本質的に歯を守るには限界がある。 -
いぬい歯科では、インプラント・自費の義歯・MFT・予防管理などを組み合わせて、
**“これ以上歯を失わないための戦略”**を提案しています。
【5】「怖いから行かない」より「知らずに失う方が怖い」
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歯科は怖い場所ではなく、“未来の自分の口の中”を守るための場所。
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1日10分の通院で、「人生の歯の損失」が防げるかもしれません。
【まとめ】
歯を失う原因は、実は「歯医者に行かないこと」と「保険で済ませること」にあります。
本当に歯を残したいなら、“今の選択”を変えることがカギです。
いぬい歯科クリニックでは、歯の保存を第一に考えた診断・提案を行っています。
「この歯、あと何年もつのか?」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
📍いぬい歯科クリニック
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住所: 大阪府吹田市千里山月ヶ丘16-1
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アクセス: 阪急千里山駅より徒歩7分
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お車でお越しの方へ: 近隣のコインパーキングをご利用ください。駐車料金は当院が負担いたします。
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電話番号: 06-6310-6789
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診療時間:
月〜金 9:00〜12:00 / 13:30〜18:00
土曜日 9:00〜12:00 / 13:30〜16:30 -
休診日: 木曜・日曜・祝日
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