インプラントが不自然に見えるのはなぜ? 失敗しないために知っておきたい3つの落とし穴
投稿日:2025年6月21日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは、いぬい歯科クリニックです!
「インプラントって、なんとなく人工っぽく見える気がする…」
そんな不安を持っている方も多いのではないでしょうか?
実は、インプラントが**“不自然に見える”理由**には明確な原因があります。
この記事では、よくある落とし穴と、それを回避するための当院の取り組みをお伝えします。
❌不自然に見える原因①:インプラントを入れる位置がズレている
インプラント治療で最も重要なのは、埋入する位置と角度です。
前歯は1mmのズレでも、「歯の長さ」や「歯ぐきとの境目」が不自然に見えてしまいます。
よくあるトラブル
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歯が前に出すぎて**“出っ歯”のような印象**に
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奥に入りすぎて暗く見える・影になる
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歯ぐきの位置が合わず、笑ったときに不揃いに見える
📌当院では、CTとデジタルシミュレーションをもとに、ガイド手術を導入して位置のズレを最小限に抑えています。
❌不自然に見える原因②:歯ぐきの処理が不十分
インプラントの美しさを左右する最大の要素は、実は「歯ぐき」です。
歯ぐきが痩せると、金属が透けて見えたり、歯が長く見えたりしてしまいます。
原因になりやすいこと
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抜歯してそのまま放置 → 骨と歯ぐきがしぼむ
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骨造成をせずインプラントを入れる → 歯が長く見える
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歯ぐきを整えずに補綴すると → インプラント特有の“のっぺり感”
📌当院では、必要に応じて骨造成・結合組織移植(CTG)・ルートメンブレンなどを行い、
ふっくらした自然な歯ぐきラインを維持しています。
❌不自然に見える原因③:補綴物の形や色が合っていない
インプラントに装着するセラミッククラウンは、単純に白くすれば良いわけではありません。
こんな失敗例も…
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周囲の歯と色味が違う(白すぎる・暗すぎる)
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ツヤや透明感がなく人工物っぽい
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左右非対称で形が揃っていない(特に前歯2本)
📌当院では、仮歯(プロビジョナル)で形をじっくり調整し、歯ぐきを育てながら、最終補綴をデザインします。
さらに、必要に応じて技工士と連携し、色や質感の微調整も行います。
✅いぬい歯科クリニックの“自然に仕上げる”ための工夫
ポイント | 内容 |
---|---|
CT+シミュレーション | 埋入位置を1mm単位で管理し、見た目と機能を両立 |
骨・歯ぐきの処置 | GBR、CTG、ルートメンブレンで土台を整える |
仮歯で形を誘導 | プロビを活用し、歯ぐき・形・色を調整 |
技工士との連携 | シェード確認・写真共有で自然な補綴に仕上げる |
📝まとめ:不自然に見えるのは「治療の設計」が原因かも?
インプラントが不自然に見えるのは、**技術不足ではなく“準備不足”**であることが多いです。
逆に言えば、
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CT診断での精密な計画
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歯ぐきや骨の適切な処置
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プロビによるステップ調整
これらをしっかり行えば、天然歯と見分けがつかない仕上がりを目指すことができます✨
📍いぬい歯科クリニック
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住所: 大阪府吹田市千里山月ヶ丘16-1
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アクセス: 阪急千里山駅より徒歩7分
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お車でお越しの方へ: 近隣のコインパーキングをご利用ください。駐車料金は当院が負担いたします。
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電話番号: 06-6310-6789
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診療時間:
月〜金 9:00〜12:00 / 13:30〜18:00
土曜日 9:00〜12:00 / 13:30〜16:30 -
休診日: 木曜・日曜・祝日
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