睡眠用マウスピース、保険と自費ってどう違うの?いびき・無呼吸の治療に
投稿日:2025年6月6日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
いびきや無呼吸、「自分は大丈夫」って思っていませんか?
実は、いびきや無呼吸を自覚している人はごくわずか。
ある調査では、自覚がある人は全体のわずか3〜4%とも言われています。
それでも──
放っておくと、知らないうちに 睡眠の質が極端に下がり、体が静かに蝕まれていくことがあるのです。
⚠ 睡眠無呼吸を放置するとどうなる?
眠っている間に繰り返し呼吸が止まると、血中の酸素濃度が低下します。
しかし、問題は「低酸素」そのものではありません。
実は──
「低酸素状態から、急に酸素を取り込んだとき」に
体の中で活性酸素(酸化ストレス)が大量に発生し、
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血管を傷つける
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動脈硬化を進める
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脳梗塞・心筋梗塞を引き起こす
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認知機能を低下させる
といった重大なリスクが高まるのです。
特に、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を持っている方は要注意です。
🦷 私自身、保険と自費のマウスピースを両方使ってみました
私は実際に、保険のマウスピースと自費のAVANT(当院で扱っている自費マウスピース)を両方使って比較してみました。
【体験して分かった違い】
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保険のマウスピースも、思っていたよりは違和感が少なかった
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しかし、AVANTの方が格段にフィット感が良く、着けていることを忘れるほど自然
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睡眠中にズレたり外れたりしにくく、安心感が全然違う
さらに、AVANTは素材も丈夫で、長期間使っても劣化しにくいのが特徴です。
💡 一生使うなら、日割りで考えてもお得
当院で扱っているAVANTの価格は ¥180,000(税込)。
「高い」と感じるかもしれませんが、たとえば10年使ったとすると…
📆 1日あたり約50円。
缶コーヒーよりも安い、“命を守る50円”です。
📉 自覚症状がない人こそ、継続使用が大事です
睡眠の問題は、症状がない人ほど深刻なことが多いです。
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朝起きたときにスッキリしない
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日中ぼーっとする
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血圧が高い、薬が増えてきた
それ、無呼吸のせいかもしれません。
だからこそ、「使わないともったいない」ではなく「使い続けないと危ない」のです。
自費のAVANTは、装着感や満足度の高さから 離脱率が非常に低いというメリットもあります。
🏥 当院ではスクリーニング検査も行っています
「本当に無呼吸かどうか不安」という方のために、
**当院では睡眠状態を確認できる機器「チェックミーリング」の貸出(スクリーニング検査)**を行っています。
さらに詳しい検査や治療が必要と判断された場合は、専門医と連携した対応も可能です。
✅ まとめ
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無呼吸を放置すると、命に関わる疾患リスクが大幅に上がる
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原因は「低酸素」ではなく「再酸素化」による酸化ストレス
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保険のマウスピースも有効だが、AVANTは装着感・素材・満足度が段違い
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一生使うと考えれば自費の方が圧倒的にコスパ良し
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自覚症状がない人こそ、スクリーニングと予防的装着が重要
📍いぬい歯科クリニック
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住所: 大阪府吹田市千里山月ヶ丘16-1
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アクセス: 阪急千里山駅より徒歩7分
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お車でお越しの方へ: 近隣のコインパーキングをご利用ください。駐車料金は当院が負担いたします。
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電話番号: 06-6310-6789
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診療時間:
月〜金 9:00〜12:00 / 13:30〜18:00
土曜日 9:00〜12:00 / 13:30〜16:30 -
休診日: 木曜・日曜・祝日
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