最近よく眠れていますか? 睡眠の質と全身の健康の深い関係
投稿日:2025年6月2日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
「なんとなく体がだるい」「朝起きてもスッキリしない」
そんなお悩み、ありませんか?
実はそれ、“睡眠の質”が落ちているサインかもしれません。
私たち歯科医師は、日々の診療の中で、
強い歯ぎしりや舌の圧痕(歯型)、顎の緊張などから
「この方、眠れてないかも」と気づくことがあります。
日本人は眠る時間が短い。だから“質”が大事!
日本人の平均睡眠時間は世界ワーストレベル。
仕事や育児で忙しく、なかなか十分な睡眠時間が確保できないのが現実です。
だからこそ、限られた時間の中でも“睡眠の質”を高めることがとても大切なのです。
睡眠の質が悪いと、どうなる?
-
免疫力が下がる(風邪をひきやすくなる)
-
集中力・記憶力が低下する
-
肥満や生活習慣病(高血圧・糖尿病)リスクが高まる
-
気分が落ち込みやすくなる(うつ傾向)
-
認知症のリスクが上がる
実際、「6時間未満の睡眠が続くと寿命が縮まる」とも言われており、
“なんとなく不調”で済ませてはいけない問題です。
実は「顔の構造」も関係している?
日本人は欧米人と比べて――
-
顔が平たく、
-
上下の顎が小さく、
-
気道(空気の通り道)が狭い
という骨格的な特徴があります。
そのため、睡眠中に無呼吸やいびきが起こりやすい構造なのです。
このあたりは次回以降で詳しく解説しますね。
睡眠のサインは、お口と顔に出る!
睡眠の質が落ちているとき、お口の中やお顔にサインが出ることがあります。
-
舌に歯型がついている(舌圧痕)
-
歯ぎしり・食いしばりが強い
-
朝起きたときに顎がだるい・口が乾いている
-
いびきをかく
-
目の下にクマがある(特に子ども)
「子どもなのにクマが出ている」
「朝から機嫌が悪い/集中力が続かない」
こうした症状は、実は睡眠の質の低下による影響かもしれません。
まとめ
「時間がないから仕方ない」とあきらめてしまいがちな睡眠。
でも、だからこそ「質を上げる工夫」が必要です。
当院では、歯科的にできる睡眠サポートにも取り組んでいます。
このブログでは、今後も数回にわたって「眠りと健康」の関係をわかりやすくお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
📍いぬい歯科クリニック
-
住所: 大阪府吹田市千里山月ヶ丘16-1
-
アクセス: 阪急千里山駅より徒歩7分
-
お車でお越しの方へ: 近隣のコインパーキングをご利用ください。駐車料金は当院が負担いたします。
-
電話番号: 06-6310-6789
-
診療時間:
月〜金 9:00〜12:00 / 13:30〜18:00
土曜日 9:00〜12:00 / 13:30〜16:30 -
休診日: 木曜・日曜・祝日
■ 他の記事を読む■