矯正って痛いの?子どもが怖がらないために知っておきたい“本当の話”
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
「矯正って痛いって聞いたんですけど…」
そう聞かれることは本当に多いです。でもご安心ください。
特に当院で行っている顎顔面矯正は、痛みが少ない方法なんです。
今回は、「矯正ってどれくらい痛いの?」「どう乗り越えればいいの?」という疑問に、
親子で安心して矯正に取り組めるヒントを交えてお話しします。
【1. 顎顔面矯正は“あまり痛くない”矯正です】
当院で多くの子どもたちに行っている顎顔面矯正は、
一般的な“歯を動かす矯正”とは違い、骨の成長を促す矯正です。
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拡大装置で広げた瞬間に**「ツーン」とした感覚**が出ることがありますが、これは一時的。
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下の装置はネジではなく固定タイプなので、痛みが出やすい子もいます。その場合は痛み止めで数日様子見でOK。
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違和感やしゃべりにくさは最初の2〜3日程度。
呂律が回りにくくなるのは自然なことで、1週間もすればみんな普通におしゃべりしています😊
【2. 痛みの正体は“動かす力”と“汚れによる腫れ”】
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実は、顎顔面矯正で強い痛みを訴える子の多くは“装置の周囲に汚れがたまって腫れている”ケース。
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「清掃不足による歯茎の炎症」が、痛みや不快感の原因になっていることも。
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だからこそ、装置の周囲の磨き方やフロス・専用ブラシの使い方をしっかりサポートします。
【3. 他の矯正(歯を動かすもの)はどう?】
歯に力をかけて動かす矯正(ブラケット・インビザラインなど)では、
以下のような物理的な痛みが出やすくなります。
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歯を支える歯根膜に炎症が起こることで、動かし始めの2~3日に「噛むと痛い」状態に。
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ただしこれも1週間程度で落ち着くことがほとんど。
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我慢できない場合はイブやカロナールなどの鎮痛剤でコントロール可能。
【4. 子どもが怖がらないために“準備”が9割】
親御さんにできることはたくさんあります✨
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「ちょっとだけツーンとするかも。でもみんなすぐ慣れてるよ」と事前の声かけ
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装着日〜3日間は柔らかい食事・冷たいデザートなどを用意しておく
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体育のある日を避ける、帰宅後の時間に余裕をもたせるなどスケジュール調整
この「備えと安心感」があれば、
子どもたちも「ちょっと頑張ってみようかな」と前向きになれるんです。
【5. 痛みのピークは最初だけ。矯正は“できた!”を育てる体験】
子どもたちは、最初の数日間の不安や痛みを乗り越えることで、
「できた!」「がんばれた!」という自己肯定感を育てていきます。
そしてほとんどの子が、1ヶ月後には
「最初ちょっとイヤだったけど、慣れたよ!」と笑顔で話してくれます。
【まとめ】
矯正は「痛い」からといって避ける必要はありません。
とくに顎顔面矯正は、成長を味方にする“優しい矯正”。
痛みや不安があっても、ほんの数日で乗り越えられるよう設計されています。
お子さんが前向きに治療を始められるよう、私たちがしっかりサポートします😊
まずはお気軽にご相談くださいね。
📍いぬい歯科クリニック
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住所: 大阪府吹田市千里山月ヶ丘16-1
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アクセス: 阪急千里山駅より徒歩7分
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電話番号: 06-6310-6789
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診療時間:
月〜金 9:00〜12:00 / 13:30〜18:00
土曜日 9:00〜12:00 / 13:30〜16:30 -
休診日: 木曜・日曜・祝日
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