知覚過敏は虫歯じゃない?症状の見分け方!|吹田市千里山の歯科・歯医者

  • キッズコーナー完備
  • 訪問歯科診療

阪急千里線「千里山駅」より徒歩7分

マイクロスコープ

24hネット予約

  • 各種保険取扱い/新患・急患随時受付
  • 06-6310-6789
  • 大阪府吹田市千里山月が丘16-1【千里山駅7分】

知覚過敏は虫歯じゃない?症状の見分け方!

投稿日:2025年8月15日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。

「冷たい水を飲むとキーンとしみる」「歯磨き中にピリッとくる」──そんな経験はありませんか?
多くの方が「虫歯かも…」と心配されますが、実はこの症状、知覚過敏の可能性があります。

知覚過敏は虫歯とは異なる原因で起こるため、治療法や予防法も違います。
この記事では、知覚過敏と虫歯の見分け方、原因、対処法について詳しく解説します。


1. 歯がしみる=虫歯とは限らない

知覚過敏は「虫歯ではないのに歯がしみる」状態です。
歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がって象牙質が露出することで、冷たいものや甘いもの、歯ブラシの刺激などが神経に伝わりやすくなります。

一方、虫歯の場合は歯が溶けて穴があき、細菌感染によって神経が刺激されるため、放置すると進行します。


2. 知覚過敏と虫歯の違い

項目 知覚過敏 虫歯
痛みの性質 冷たいもの・甘いものなどの刺激時に一時的にピリッとしみる 何もしなくてもズキズキ痛むことがある
痛みの持続時間 数秒〜数十秒でおさまる 数分以上続くことが多い
見た目 歯ぐきが下がって歯が長く見える、象牙質露出 穴・黒ずみ・変色が見られる
叩いたときの反応 基本的に響かない 歯を叩くと響くような痛み

3. 知覚過敏の主な原因

  1. 強すぎるブラッシング
     硬い歯ブラシや力の入れすぎでエナメル質がすり減ります。

  2. 歯ぎしり・食いしばり
     歯の咬耗やマイクロクラック(微細なヒビ)の原因に。

  3. 歯周病や加齢による歯ぐき下がり
     象牙質が露出し、刺激が伝わりやすくなります。

  4. 酸性飲食物の過剰摂取
     炭酸飲料、柑橘類、スポーツドリンクなどで酸蝕が進みます。


4. 自宅でできる簡単セルフチェック


5. 患者さんの実例

40代女性の患者さん。
「冷たい水を飲むとキーンとしみるけど、すぐ治まる」とのことで来院されました。
診察すると、歯ぐきが下がり象牙質が露出しており、虫歯はなし。
知覚過敏用の歯磨き粉とブラッシング指導、フッ素塗布で数週間後には症状が改善しました。


6. 知覚過敏を悪化させないために今日からできること


7. 歯科医院で行う治療法


8. まとめ

歯がしみるからといって、必ずしも虫歯とは限りません。
知覚過敏と虫歯は症状や原因が違うため、正しい診断が大切です。
気になる症状がある方は、早めに歯科医院でチェックを受けましょう。

📍いぬい歯科クリニック

千里山の歯医者|吹田市で評判|いぬい歯科クリニック​​​​​​

トップへ戻る