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虫歯ってどこまで進むの?放置するとどうなるか

投稿日:2025年7月3日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。

本日は虫歯の話です!

「ちょっと黒いけど、まだ痛くないし…」
「時間ができたら歯医者行こうと思ってた」
──そんなふうに思って、虫歯を放置した経験はありませんか?

虫歯は“いつか治る”ことはありません。そして、放置すればするほど治療の内容も費用も、そして歯へのダメージも大きくなっていきます。

さらに見落とされがちなのが、保険診療による“繰り返し治療”のリスクです。
詰め物が取れたらまた詰める。数年後にやりかえる。
──そのサイクルを続けるうちに、歯はどんどん削られ、神経に近づき、やがて抜歯に至るケースも。

もちろん、保険の治療で長くもつ場合もあります。
しかし「虫歯の根本的な原因」が解決されていないと、また同じ場所に再発し、“やりかえ地獄”になってしまうことも。

私たち歯科医師が大切にしているのは、**「歯の治療回数には限界がある」**という視点。
治療のたびに歯を削る以上、その寿命は確実に縮んでいきます。
だからこそ、原因を突き止め、治療の連鎖をストップさせる“自費診療”という選択肢もぜひ知ってほしいのです。


虫歯の進行度合いには段階があります

虫歯は突然「ひどくなる」わけではありません。
初期→中等度→重度と、少しずつ深く進行していきます。
そしてその“深さ”によって、必要な治療内容や費用、治療期間も大きく変わってきます。

以下に、虫歯の各ステージと治療内容をまとめました👇

虫歯の早期発見で有効な治療「コンポジットレジン修復」について|馬車道アイランドタワー歯科|馬車道駅直結の歯医者


◆ C0:ごく初期の虫歯(白濁)

・歯の表面が白く濁った状態
・自覚症状なし
・フッ素塗布や歯磨き指導で進行を止められる可能性大
→ 削らずに済むことが多い


◆ C1:エナメル質の虫歯

・黒い点や軽い変色が見られる
・痛みなし/軽度の冷感を感じることも
・小さく削って白いレジンで修復


◆ C2:象牙質まで進行

・冷たいもの・甘いものでしみる
・穴がはっきりしてくる
・詰め物(インレー)が必要なことも
→ 治療範囲が広がる分、再発リスクも高まる


◆ C3:神経(歯髄)に到達

・ズキズキする強い痛みが出る
・根の中の治療(根管治療)が必要
・通院回数・費用・リスクすべてが跳ね上がる段階


◆ C4:歯の根だけが残る状態

・神経が死んで痛みが消えることもあるが、これは危険な状態
・膿がたまり、歯ぐきが腫れることも
・抜歯が必要になることが多い


治療の繰り返しは、歯の寿命を縮める

保険治療を重ねると、毎回ほんの少しずつでも歯を削ることになります。
その“少し”の積み重ねが、やがて歯の神経まで届き、そして根っこまで破壊していくのです。

「また詰めればいい」ではなく、「なぜそこが虫歯になるのか?」という根本の原因を見つめる治療こそ大切
自費診療では、虫歯になりにくい環境づくり・質の高い材料・丁寧な精密処置によって、やりかえのない治療を目指すことも可能です。


まとめ

いぬい歯科クリニックでは、虫歯を単に“削って詰める”のではなく、その背景にある習慣や環境にも着目し、再発を防ぐためのご提案をしています。

気になる症状がある方、詰め物が何度も取れてしまう方──
まずはお気軽にご相談くださいね。

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