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60代からのインプラント治療で一生噛めるお口へ

投稿日:2025年10月11日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。

「そろそろ入れ歯かな」「昔に入れたブリッジがぐらついてきた」——
そんなお悩みを持つ方が増えるのが、50代・60代の頃です。
けれど実は、この時期こそインプラント治療を始めるベストタイミングでもあります。

なぜなら、「まだ噛めるうち」に治療を行うことで、その後の人生を“ずっと噛める人生”に変えられるからです。


1. 60代でインプラントを入れる意味とは?

60代になると、若い頃に治療したブリッジや被せ物が寿命を迎え、再治療が必要になるケースが増えます。
ここで選択肢は2つです。

後者を選んだ方は、将来の健康寿命や生活の質が明確に変わります。

「8020運動」でも示されているように、80歳で20本以上歯が残っている方は、要介護になるリスクが著しく低いことがわかっています。
つまり、噛めること=健康を守る力
60代はその“分かれ道”に立つタイミングなのです。


2. 「どうなりたいか」で治療を選ぶ

「もう年だからインプラントは難しいのでは?」
そう考える方も多いですが、実際には60代でのインプラント成功率は非常に高く
日本口腔インプラント学会でも70代以上での良好な結果が報告されています。

年齢で区切るよりも大切なのは、“これからどう生きたいか”

そうした“未来の自分の姿”を思い描く方こそ、インプラントがぴったりの治療です。


3. なぜ60代がベストタイミングなのか?

40代〜50代に比べると、確かに歯ぐきや骨の衰えは進みます。
ですが、多くの方はまだ骨量が保たれており、GBR(骨造成)を併用することで十分な土台を確保できます。

70代以降になると、糖尿病・骨粗鬆症・高血圧などの全身疾患が増え、手術の難易度や回復期間にも影響することがあります。
だからこそ——
60代は「体力」「骨」「健康」のバランスが最も整っているタイミング。

この時期にしっかりとインプラントを入れておけば、
その後の20年、30年を見据えた“やり直しのない設計”が可能になります。


4. ブリッジをおすすめしない理由

(短期間は良くても、長期間の安定には向かない)

多くの方が、「保険で安くできるなら」とブリッジを選びます。
確かに短期間で形が整い、見た目も自然に仕上がるケースもあります。
ですが、**ブリッジは“短期的には良くても、長期的な安定には向かない”**治療です。

🔸支えの歯に大きな負担がかかる

たとえば「6番の歯」を失った場合。
一般的には、前後の「5番」と「7番」を削って橋渡しをするブリッジを作ります。
しかし、5番は本来単独で噛む設計ではないため、長期的に負担がかかり、
歯ぐきが下がったり、神経を失ったり、歯根が割れたりすることがあります。

結果的に5番がダメになると、今度は「5番と7番の2本分のインプラント」が必要になります。
最初は1本欠損だったのに、最終的に倍の費用・倍のリスクになるのです。

🔸保険ブリッジの寿命は“4〜7年”

保険診療の統計では、ブリッジは平均で4〜7年でやりかえが発生しています。
そしてやりかえの多くが、支台歯の虫歯や根の破折です。
つまり、「安く」「早く」終わっても、その裏で確実に歯が減っていく。

10年後、20年後に残る歯を考えたとき、
**“やりかえることを前提にした治療”より、“やりかえないことを前提にした設計”**が大切です。

🔸長期的に見ればインプラントの方が“歯を守る”

インプラントは隣の歯を削らず、力を独立して受け止めることができます。
噛み合わせを調整しながらメンテナンスを続ければ、
10年、20年と安定して使える唯一の選択肢です。

いぬい歯科では、「今ある歯を守るためのインプラント治療」を基本方針としています。
“歯を失ったところだけを治す”のではなく、
“これ以上歯を失わないように守る設計”を大切にしています。


5. インプラントを長持ちさせるために必要なこと

インプラントは“入れただけ”で終わりではありません。
「どう設計し、どう守るか」で寿命はまったく変わります。

これらを徹底することで、60代で入れたインプラントを80代・90代まで使い続けることが可能になります。

いぬい歯科クリニックでは、
「長く持たせる設計」と「通いやすいメンテナンス体制」を重視し、
デンタルローンの金利0%制度も活用しやすいよう整えています。


6. よくある“インプラントの失敗”と、その理由

最近、「他院で入れたインプラントがぐらついてきた」「歯ぐきが腫れて痛い」という相談も増えています。
その多くは、設計段階の問題です。

いくら手術が上手くても、「長くもつ設計」ができていなければ意味がありません。
“インプラントが上手い歯医者”ではなく、“長持ちさせる歯医者”を選ぶことが大切です。

この続きは、次回のブログ「インプラントを長持ちさせる歯医者の選び方」で詳しく解説します。


7. まとめ|60代は「最後のチャンス」ではなく「最良のタイミング」

インプラントは「何歳までできるか」ではなく、「どう生きたいか」で決める治療です。
60代はまだ、体力も骨もしっかりしています。
この時期に入れたインプラントは、一生ものの“自分の歯”として機能させることができます。

保険治療を繰り返す人生か、
一度の治療で一生噛める人生か。

——それを決められるのは、今この瞬間です。

いぬい歯科クリニックでは、
「最後まで自分の歯で食べる人生」を支えるために、
CT診断・安全設計・定期メンテナンスを徹底しています。

吹田・千里山でインプラントをお考えの方へ。
60代からの新しい一歩を、私たちが全力でサポートします。

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