神経が死んでるのに歯が痛むのはなぜ?|吹田市千里山の歯科・歯医者

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神経が死んでるのに歯が痛むのはなぜ?

投稿日:2018年1月24日

カテゴリ:院長ブログ

歯の根っこの治療中や、被せものがかぶっている歯が痛むとよく聞かれます。「歯の神経がないのになんで痛いの?」今回はこのことに関して説明します。

こんにちは いぬいです。まず健康な歯の中には神経が通っています。虫歯がここまで到達し、菌に感染するとズキズキ痛みが出ます。大抵はそれで神経を取って被せものするのが一連の流れです。

それ以外に根っこの治療をして被せものを被せた後、どっかからか菌が入り込むと根っこの先で繁殖します。レントゲン写真でみると黒くなっています。黒いということは骨が溶かされているということです。それがおとなしくしていればいいですが、体の免疫が落ちた時、風邪を引いたり、疲れたりした時に、活発になることがあります。

初期症状だと歯ぐきにできものができて、そこから膿がでてくる。またはその部分を触ったり、その歯で噛んだりすると違和感を感じたり、響くような感覚が出てきます。さらに炎症が進むと、かなり腫れてその周辺の歯もズキズキ痛みます。顔が腫れるのは大抵、これです。こうなると厄介で、その歯を治療するのと投薬で様子をみるしかないです。

一発で痛みを取ることができず、1〜2週間くらいかけて痛みや腫れを抑えていくしかないです。外からでは絶対にわからないので、被せものを被せた歯があれば、定期的にレントゲン写真を撮らないといけないわけです。

おっきな膿があっても症状もなく、大きくもなってなければ経過を見る場合もあります。あとはやはりかみ合わせです。ガンガン強く当たって入れば当然、歯の周りの組織はダメージを受けて痛みが出てきます。カチカチだけではなく、ギリギリした時の当たり方も重要です。つまり神経を取っていても、歯の周りを取り囲む組織が反応して、痛みというサインを送ってくるわけです。

治療が終わった後も、定期的にメンテナンスをし、ドクターも噛み合わせやレントゲンをチェックすることが重要だと思います。

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