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ジルコニア・セラミック・銀歯…かぶせ物はどれを選ぶ?

投稿日:2025年7月10日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは、いぬい歯科クリニックの院長です。

「被せ物っていろいろ種類があるけど、どれがいいの?」
治療の最後に多くの方が悩まれるポイントです。

見た目の美しさ、強度、費用、そして長く使えるかどうか──
正解は人それぞれ。でも“知って選ぶ”ことが、治療の成功に大きく関わってきます。

今回は、主要な被せ物の種類と、当院の方針についてご紹介します。


◆主なかぶせ物の種類と特徴

素材 見た目 強度 費用 保険適用 特徴
銀歯(メタルクラウン) ✕目立つ ◎非常に強い ◎安い ◯あり 保険で選ばれる定番だが見た目は気になる
メタルボンド ◯見た目自然 ◎強い △高額 ✕なし 金属の強度+外側セラミック、昔は主流
ジルコニア ◎非常に自然 ◎強い △やや高額 ✕なし 見た目と強度の両立、現在の主流素材
イーマックス(e.max) ◎とても自然 ◯普通 △やや高額 ✕なし 前歯や小臼歯に人気、審美性重視
ハイブリッドセラミック ◯自然 △やや劣る ◯中程度 △部位による 保険内で白くできるが耐久性に注意

◆当院の方針とこだわり

いぬい歯科クリニックでは、かぶせ物を選ぶときに
「長持ちするかどうか」と「その歯に合っているかどうか」を最重視しています。

現在は、以下のような考え方でご提案しています👇


◉ジルコニアが基本

強度・見た目・適応範囲、すべてにおいてバランスの良いジルコニアを、
現在の基本素材として採用しています。


◉イーマックスやオーバーレイ・ベニアレイの活用も増えています

最近では、イーマックス素材を使った「オーバーレイ」や「ベニアレイ」など、
削る量を最小限にして“貼り付ける”治療法も多くなっています。

これは、「なるべく削らない」「歯を守る」現代歯科の潮流にも合致しています。


◉セラミックインレーは当院では終了しました

当院では、セラミックインレー(部分的な詰め物)は行っていません
理由は以下のとおりです:

その代わり、エナメル質をしっかり残したまま全体を覆う設計で、
精度の高い「オーバーレイ」などをご提案しています。


◆メタルボンドはどうなの?

一昔前までは「メタルボンド」が“審美治療の王道”でした。
これは、金属の上にセラミックを焼き付けたもの。

ただ現在では、

などの理由から、当院では基本的にはあまりおすすめしていません
ジルコニアなど、金属を使わない素材の方が、予後も良好です。


◆どの素材が正解?迷ったらまずはご相談を

素材の違いはたくさんありますが、**一番大切なのは「あなたの歯の状態」と「何を優先したいか」**です。

そうした希望をもとに、いぬい歯科では一人ひとりに合ったかぶせ物をご提案しています。


◆まとめ

かぶせ物の素材選びは、歯の寿命を大きく左右します。

「見た目がいいから」「安いから」「とりあえずこれで…」ではなく、
**「どうしたら再治療を防げるか」「どうしたら長く使えるか」**という視点で、
ぜひ一緒に選んでいきましょう。

気になる素材や治療法があれば、ぜひお気軽にご相談ください

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