寝てる時だけの子どものマウスピース矯正ってどうなの？

こんにちは　いぬい歯科クリニック　院長の乾です。

本日は寝ている時だけつける子どものマウスピース矯正について説明します。

いろんなタイプの矯正があります。

マウスピース矯正の種類

マウスピースの矯正にも実は種類があるのです。

まずは歯を動かすマウスピース矯正

これは週一回、形の違うマウスピースを取り替えてどんどん歯を動かしていく矯正です。

インビザライン・クリアコレクトなど様々な種類があります。

このタイプは基本的には１日中つけないといけないものになっていますので、今回のテーマとは違いますがマウスピース矯正の主流となっています。

そしてもう一つはマウスピースを入れて、お口の筋機能訓練などを行うマウスピースです。

プレオルソ・マイオブレイス・ムーシールドなどがあります。

後は床矯正です。マウスピースと呼べるかはちょっと疑問ですが取り外し式です。

これも基本的には1日中入れて、１日１回ネジを回して広げていきます。

寝ている時だけのマウスピース矯正は2つ目ですね。これをもう少し詳しく解説していきます。

寝ている時だけのマウスピースの作用機序に関しては

プレオルソという矯正器具の場合

このように種類があり、入れて寝ることで口周りの唇を排除したり、舌を正しいポジションに持っていくことで歯並びを改善していくというものです。

受け口の歯並びにも有効です。

実際に効果あるの？

あります！！

実際、歯並びはここまで改善するケースもあります。

メリットとしては

・型取りをしなくても始められる。

・取り外しできるので歯磨きしやすく衛生的。

・手軽に始められる。

などです！

しかしデメリットとしては

・取り外し可能のものなので、お子さんがつけなければ当然歯は動きません。

なのでお子さんとご家族の協力が大切です。なのでつけなかったから結局動かなかったという場合ももちろんあります。

・ハードなケースでは動かすのは限界がある。

などです。

どのような用途で、何を目的にするかということが矯正治療にはすごく大切です。

なのでお子さんと相談の上、ご検討ください！　では！