歯周病は治る？治らない？

こんにちは　いぬい歯科クリニック　院長の乾です！

本日は歯周病に関してのお話。　歯周病は治るのか、治らないのかの疑問にお答えします。

そもそも歯周病の治療のゴールは、進行をストップさせてこれ以上進まないようにすることがゴールです。

でも決して凹まないでください！

治るものと治らないものをしっかり分けていきましょう。

まずこれが基本構造です。

１、骨

　歯周病に感染するとはぐきが腫れて骨が溶けます。基本的に溶けた骨は回復しません。部分的に回復することはあっても基本的に溶けた骨は治らないのです。

ここが歯周病の一番怖いところです。

２、歯ぐき

歯茎が腫れてから骨が溶けていきますが、腫れた歯ぐきは治っていきます。

ブヨブヨの歯茎が引き締まった歯茎になります。

ただし、歯茎が引き締まるので歯が長くなったり、ぐらぐらしたり、しみる症状が出ることがあります。

３、口臭

歯周病が進んでいる人は口臭がします。深いポケットの中に嫌な匂いを出す細菌がいてるのですが、歯周病が寛解状態になれば口臭は治ります。

まとめ

特に歯周病は進行が止まって、ポケットが改善する状態には持って行けますが、歯磨きがおろそかだとまた始まってしまいます。なので歯医者さんに行って治した後、定期検診にてチェック、進行しないようにしましょう！では