セラミックは将来、保険適用されるか|吹田市千里山の歯科・歯医者

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セラミックは将来、保険適用されるか

投稿日:2022年12月16日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。

本日はセラミックは将来 保険適応されるのかという話題ですが、

結論から言うと可能性はなくはないけど低いかもしれないです。では解説していきます。

現在、保険での白い被せ物はレジン前装冠、CADCAM冠です。

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そして2022年現在、金属を使わないCADCAM冠は以下の通りです。


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実はほとんどの部分に対してCADCAMは適応になっているんです。

もちろんドクターの計画、好みによって金属にするかどうかは変わってきます。

CADCAMは割れたり外れたりしやすいので、噛み合わせの負担がきつい歯に対しては敬遠されるのです。

 

上下6番目は一番奥の7番目の歯が揃っていれば保険で入れることが可能です。

 

問題は7番目の歯がない場合での6番目や、7番目の白い被せ物についてです。

現在、7番目の歯に関しては金属アレルギーの診断がつけばCADCAMは入れることができます。

条件付きで入れることで、CADCAMの耐久性を検証しているのです。

1番奥にかかる力はプラスチックでは力不足でした。なのでセラミックが保険適応になるかと言われていましたが、CADCAMの耐久性が上がってきました。

 

★2023年12月加筆★

今月からCADCAM クラウンの適用範囲がさらに増えました。

今までは金属アレルギーという診断がなければ入れられなかったのですが、色はまだ選べませんが、一番奥の歯にも適用されることが決まりました。

なので基本的に全ての歯にCADCAMが入れれることとなりました!

 

セラミックは保険適用されるのか?

セラミックは現在、保険適用外です。

そもそも保険診療は「身体の健康を目的とした最低限度の治療」です。

なので保険診療では安くて劣化がしやすくて加工しやすいものが選ばれるので、長期的な安定や必要以上の見た目、審美は保証してくれません。

なのでインプラント治療やセラミック治療に関しては保険適用されることはないと思われます。

 

歯医者なら身内に何を勧めるのか?

これは断然、セラミックです。

セラミックは見た目の綺麗さもありますが、汚れがつきにくく虫歯に圧倒的になりにくいです。

 

安くて早い医療を求めるのか、長期的安定を求めて自費診療にするのか。

何を求めているかで、選択されるのがいいでしょう!  では!

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