歯のメンテナンスに通うとどれだけお得か?
投稿日:2026年4月20日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
「メンテナンスは大事ですよ」と言われたことはあると思いますが、実際にどれくらい意味があるのか、通う価値があるのかまではイメージしにくいのではないでしょうか。
今回は、できるだけ具体的な数字をもとに、メンテナンスの本当の価値についてお伝えします。
メンテナンスに通う人・通わない人の差
分かりやすい指標として「8020運動」があります。80歳で20本以上歯を残そうという取り組みですが、日本人の平均残存歯数は約6〜8本です。
一方で、定期的にメンテナンスを受けている方では20本以上残っているケースが多く、単純に比較すると歯の本数が3倍以上違うことになります。
この差は非常に大きく、歯の本数が減るほど食事の質や全身の健康にも影響していきます。

歯1本の価値はどれくらいか?
歯を失った場合の現実的な問題として治療費があります。例えばインプラントは1本あたり約50万円前後が一般的です。
仮に10本の差が出たとすると、それだけで約500万円の差になります。つまり、メンテナンスをしているかどうかで数百万円単位の差が出る可能性があるということです。

メンテナンスの費用はどれくらい?
では、メンテナンスにかかる費用はどれくらいでしょうか。
一般的には1回3,000〜5,000円程度で、3ヶ月に1回通ったとしても年間で約12,000〜20,000円ほどです。
つまり年間1〜2万円程度の負担で、将来の歯と数百万円単位の医療費リスクを減らせる可能性があるということになります。
メンテナンスのメリットとデメリット
メンテナンスのメリットは明確です。
・虫歯や歯周病の早期発見
・詰め物や被せ物が長持ちする
・神経を守れる
・歯を失うリスクを減らせる
一方でデメリットとしては、
・通院の手間
・年間1〜2万円程度の費用
があります。
ただしこれは、将来の大きな治療や出費を防ぐための投資と考えることができます。
なぜメンテナンスが必要なのか
どんなに良い治療をしても、それだけで歯が守られるわけではありません。
虫歯や歯周病は細菌による感染症であり、生活習慣や噛む力の影響も受けます。つまり、治療後にどのように管理していくかが非常に重要になります。
特に神経を取った歯は痛みを感じにくく、気づいたときには大きく進行していることもあるため、定期的なチェックが欠かせません。
当院の考え方
当院では、治療して終わりではなく、そこからがスタートだと考えています。
やりかえを減らし、神経を守り、できるだけ歯を長く残す。そのためには継続的なメンテナンスが不可欠です。
最後に
歯は一度失うと元に戻ることはありません。
だからこそ、悪くなってから治すのではなく、悪くならないように守ることが大切です。
年間1〜2万円で将来の歯と健康、そして大きな医療費の負担を減らせると考えると、メンテナンスは非常にコストパフォーマンスの高い習慣だと言えると思います。
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