ADHDグレーゾーンの子にも。呼吸と睡眠、矯正でできること
投稿日:2025年5月23日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。
本日は子どもの発達のお話です。
「学校でじっと座っていられない」
「注意が逸れて話を聞いていない」
「すぐにかっとなって癇癪を起こす」
「毎朝、起きるのがものすごくつらそう」
こういったお悩みを抱えるご家庭は、最近とても多くなっています。
特にADHDやグレーゾーンとされるお子さんについては、
「薬を飲むしかないのかな」「様子を見るしかないのかな」と悩む声もよく聞かれます。
実は、私自身も子育てを通じて、矯正と栄養で大きく変化した実体験があります。
📋おうちでの「気付きチェックリスト」
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朝なかなか起きられず、いつも不機嫌
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夜寝付きが悪く、寝る直前までハイテンション
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食事中にぼーっとしていて、なかなか進まない
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食べるのが遅い、飲み込むのが下手
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姿勢が悪く、気がつくと横向きになっている
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急にスイッチが入ったように怒り出す
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ひとつのことに集中できない
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遊んでいてもすぐ飽きる、ケンカになる
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おしゃべりが止まらず、自分の順番を待てない
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宿題中に何度も立ち上がる・別のことを始める
お子さんにこのような症状はないでしょうか?
これらの行動の背景にあるのが、「呼吸の問題」や「睡眠の質の低下」です。
実際、こういったお子さんの多くが、睡眠時の口呼吸やいびき、浅い眠りの傾向を持っています。
🦷顎顔面矯正で“呼吸しやすい顔”に
当院で行っている「顎顔面矯正」は、見た目の歯並びだけでなく、
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鼻呼吸を促す
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上顎の成長を促し、気道を広げる
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舌の正しい位置・飲み込み方を身につける
といった根本的な機能改善を目的とした矯正治療です。
これは、集中力・情緒・睡眠の深さに影響を与える“身体の土台”を整えることでもあります。
🍽️そして“栄養”も、見逃せません
矯正と一緒に取り組みたいのが、栄養の見直しです。
特に多いのが「鉄不足」と「糖質過多」。
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鉄分は神経伝達や情緒安定に欠かせません。
なのに、子どもたちの多くが“潜在的な鉄不足”に陥っています。 -
糖質は脳のエネルギー源ではありますが、取りすぎると血糖の乱高下→癇癪・情緒不安定につながることも。なので虫歯という見地からしても、3時や4時のおやつとして甘いもの、お砂糖・ジュースはやめてください。間はしょっぱいもの。甘いものはご飯をいっぱい食べた直後などで。できればフルーツなども食べさせてください。
おやつやジュース、白いパンやお米ばかり…という食生活が続くと、知らない間に“脳が不安定な状態”になっているかもしれません。オススメはヘム鉄です。
✅まとめ|矯正と栄養は、子どもの未来を支える柱です
「矯正」と聞くと、見た目の問題だけだと思われがちですが、
私たちがご提案しているのは、子どもが毎日を機嫌よく・健やかに過ごせるための身体作りです。
● ADHDのような症状に悩んでいる
● 夜寝てるのに疲れが取れない
● 発達グレーかもと不安がある
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度、相談だけでも大丈夫です。
“うちの子にも何かできるかも”と思ったら、ぜひ一度ご連絡ください!
矯正と栄養、この2つで本当に変わるお子さんがたくさんいます。
📍いぬい歯科クリニック
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住所: 大阪府吹田市千里山月ヶ丘16-1
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アクセス: 阪急千里山駅より徒歩7分
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お車でお越しの方へ: 近隣のコインパーキングをご利用ください。駐車料金は当院が負担いたします。
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電話番号: 06-6310-6789
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診療時間:
月〜金 9:00〜12:00 / 13:30〜18:00
土曜日 9:00〜12:00 / 13:30〜16:30 -
休診日: 木曜・日曜・祝日
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