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子どもの矯正っていつから始めるべき?

投稿日:2025年5月24日

カテゴリ:院長ブログ

こんにちは いぬい歯科クリニック 院長の乾です。

本日は小児矯正に関して、いつからはじめたらいいの?という疑問にお答えします。

“早ければいい”ではなく、“今しかできない治療”があります

「矯正って何歳から始めればいいの?」
「小学生になったら考えた方がいいのかな?」

子どもの歯並びについて、いつ・どんなタイミングで相談すればよいか悩んでいる保護者の方は本当に多いです。
でも実は、矯正治療のベストタイミングは一人ひとり違うのです。


🗓️ 矯正を始める目安は?

矯正は大きく分けて2段階あります。

◆第一期治療(5〜11歳頃)

小学生の男女のイラスト - ONWAイラスト

 

◆第二期治療(15歳以降)

22,600点を超える高校生のイラスト素材、ロイヤリティフリーのベクター素材グラフィックスとクリップアート - iStock | 高校生 日本,  学生, 中学生


🦴当院の矯正は“顎顔面矯正”という選択

いぬい歯科クリニックが力を入れているのは、「顎顔面矯正(がくがんめんきょうせい)」です。

これは、歯を並べるだけの矯正ではなく、

という、「成長の質」そのものにアプローチする矯正です。

小児矯正の急速拡大装置のメリット・デメリットとは?|医療法人真摯会 大阪矯正歯科グループ


👶 5歳からでもOK。なぜ早期相談が大事?

よく「永久歯に全部生え変わるまで待った方がいいですか?」と聞かれますが、
顎顔面矯正は乳歯の時期(5歳頃〜)から始められる治療です。

たとえば、反対咬合(受け口)のお子さんには就学前から始めるのが理想です。
この時期なら、まだ骨のバランスが固定されておらず、自然な誘導が可能です。

9〜10歳ごろになると、骨の成長スパートが始まり、顎の大きさや前後のズレが明確になっていきます。
この段階で始めると、「整える」よりも「修正する」矯正に近づいてしまうこともあります。


🦷当院で行っている主な矯正方法(顎顔面矯正)

① 急速拡大装置(固定式)

② 前方けん引装置(成長誘導)

 

③ ワイヤー治療(軽度の叢生などに)


👦【実例紹介】〜5歳で始めた受け口のAくん〜

Aくんは、就学前に「下の前歯が出てきた」とご相談に来られました。
診断の結果、上顎の成長が弱く、反対咬合(受け口)と判断。すぐに顎顔面矯正を開始。

半年間の前方けん引装置の使用で、上顎が前に出やすいバランスに整い、
自然なかみ合わせに近づきました。
現在は経過観察中ですが、「このタイミングで来てよかった」と保護者の方にも安心いただいています。

前歯が生え変わってからでは骨格のずれはシビアになってしまっていたと思います。

                    

                     


💬よくある質問(Q&A)

Q. 乳歯しかなくても矯正できますか?
→ はい。顎顔面矯正は歯ではなく骨にアプローチするので、乳歯の段階からでも可能です。

Q. 痛みはありますか?
→ 通常の矯正より弱い力でじっくり動かすため、痛みは軽度で済むことが多いです。

Q. 子どもが装置を嫌がるのでは?
→ 初めは戸惑う子もいますが、大半は1週間ほどで慣れます。学校でも外せる装置もあります。

Q. 永久歯に生え変わってからでも遅くないですか?
→ 必ずしも遅いとは限りませんが、成長のピークを越えると骨の誘導は難しくなります。


⚖️床矯正との違いは?

比較項目 顎顔面矯正(当院) 床矯正(一般的)
開始年齢 5歳〜 6〜8歳が多い
対象 骨格・呼吸・姿勢まで含む 歯のスペース作り中心
アプローチ 成長を促す 成長に合わせる
呼吸改善 ◎ 鼻呼吸への誘導あり △ 基本は対象外
将来の安定性 高い(骨格から改善) やや後戻りしやすい場合も

✅まとめ|「気になった今」が一番早いタイミングです

矯正治療は、「早ければいい」わけではありませんが、
今しかできないことが確実にあるのも事実です。

「出っ歯」「受け口」「ガチャ歯」「口呼吸」など、
何か一つでも当てはまったら、
まずは相談だけでもOKです。

子どもの未来を変える矯正、いっしょに始めてみませんか?

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