前歯の噛み合わせは一番大事！

こんにちは　　いぬい歯科クリニック　院長の乾です。

本日は前歯の噛み合わせに関してお話したいと思います。

前歯の噛み合わせが実は一番大切なのですがその理由は犬歯の当たり方が一番大切なのです。

こちらの写真をご覧ください。

左上に銀歯が入っています。

なぜでしょう？

みなさんは奥歯に被せ物などがある場合なぜそうなるのか考えたことはあるでしょうか？

あるいは歯医者の先生からは治療の説明はあるけど、なぜそうなったのか説明を受けたことはあるでしょうか？

左上だけ歯磨きが苦手だったから銀歯になるのでしょうか？　そんなわけないですね。

この写真の上の段の左右の写真は横にスライドさせた写真となります。

左側の写真では犬歯だけが当たって奥があたってませんが、右側の写真はどうずれているのか分かりにくいですよね？

実はこれが問題なのです。

理想的な噛み合わせとは？

実はギリギリする時には犬歯だけが当たって、奥歯や他の歯が当たらないのが理想的です。

しかし歯並びや、当たってた犬歯がすり減ることにより奥歯が当たるようになります。

実は奥歯はカチカチ以外の力に割と弱いのです。。。

先ほどのケースを見てもらいたいのですが右側の写真では元々銀歯の歯によく当たっていたと思われます。　だから余計な力がかかり歯が悪くなってしまっているのです。

一見綺麗なようで犬歯が機能していないので、矯正にて少し動かし機能させることで長期的な安定を図れると思います。

木を見て森を見ず

全体の噛み合わせを見れないと1本の歯の安定を図ることはできないのです。

全顎的な治療の相談もいぬい歯科に気軽にご相談ください！　　では！